離婚と離婚しないことについて語る②

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こんばんは。ゆず子と杏子です。今日は、この前の続き。杏子がすっからかんの状態で家を出たときのお財布事情から子育ての働き方にまで展開されました。

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杏子:マンション出たとき、すっからかんって言ったじゃない?あれ、マジだからね。

ゆず子:えっ?

杏子:うちは、共働きでずっとやってたじゃない。だから、財布が別々っていうか、全部を私には任せてくれなかったのよ。

ゆず子:折半ってこと?

杏子:折半ならマシ。うちは、マンションのローンは折半。でも、生活費はほとんどが私。挙句にさー。ほら住宅ローンの控除っていうの?あれをさー。何年もしてなかったみたいなのよね。っていうか、私はそんな書類すら知らなくて。ある日、お支払いされましたよって言う、通知書が届いてさっ。見たら100万くらいが払われてるわけよ。

ゆず子:知らなかったの?

杏子:お恥ずかしいながらね。で、マリオさんは、何で申請をしてなかったのかは分からないけど、ある日一括で申請したみたい。そして、マリオさんの口座に一括で振り込まれてたわけよ。

杏子:マリオさんに振り込まれたお金はどうしたの?って聞いたら、僕が定期にしたからっていうのよね。で、その時から何かマリオさんに対しての不信感が湧いてきてさっ。

ゆず子:不信感しかないよね。それ。わかる。うちもあったから。

杏子:折半といいながら、私の方が多く生活費を払って、子どもの教育費は全部私なのよ。気がついたら、あちらはコツコツ自分名義で貯金して、私はほとんどありませんけど?っていう状態。あれ?あれ?おかしくない?って思い始めたら、止まらないよね。

ゆず子:止まらない。一度失った信頼は簡単には取り戻す事できないよね。

杏子:だから、家を出た時の私のお通帳はすっからかんに近しいものだったわけよ。緊急避難で実家に逃げこんだものの、親は定年してるじゃない。とにかく貯金優先しろと言われて、生活費も面倒見てもらってしまったら、もー頭は上がらないよね。

 

共働き夫婦のお財布は注意が必要

共働きで財布が別々の場合、お財布からの支出と貯蓄についてのトラブルは多いようです。

トラブルが少ない家庭は、生活費用共通口座1つ、共通口座貯蓄講座1つを決めて、決められた額を2人が別々に入れている方法だそうです。

生活費口座には、食費、教育費、光熱費、家賃など全てを少し多めに金額を設定して、そこから引き落としをしたり、引き落とせない生活にかかるお金を出金する。共通貯蓄講座には、決めた金額をそれぞれが入金する。

共通貯蓄講座のポイントは、貯蓄の目的をお互いに共通理解しておくこと。何のために必要な貯蓄であるかを明確にすることで、金額の設定や使用する時のトラブルは避けていけるそうです。

確かに。このやり方だとお金に関するお互いの不満は解消されそうですね。

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杏子:育児休暇が明けてさ、花の保育園が始まるじゃない。自分の出勤ルートで保育園を決めたから、仕方がないと言えば、そーなんだけどさー。送り迎えはずーっと私なわけよ。私が遅くなる時には、母が迎えにいくの。仕事、仕事で休日も家にいないマリオ。「育児、仕事、家事でいっぱいになってるから助けてほしいの。」って、言っても、言った時は、分かった。とは、言うけど仕事だからって、結局、何もしてくれないのよね。

ゆず子:あるある。子どもが病院になったらママが休むのもだと思ってるよね。

杏子:そーそー。この前、職場のゆで卵さん(男性40代)なんてさー。僕が休んだら職場が回らないからって、奥さんに断ってきたって言ってたわ。いや、奥さんもお仕事してるなら同じ気持ちじゃないの?子どもは、2人の子どもでしょ?って、思ったわ。

ゆず子:えーっ。最低。それを言ったらおしまい。まーうちは、言わないだけで本心はそこだと思うけど。

保育園、幼稚園選びで重要なこと

子どもの保育園や幼稚園を決めるときには、色々と悩みますよね。保育園の立地場所や園長先生や先生の人柄、保育園の教育方針、延長保育の時間、オプションのお稽古など。保育園を選ぶときに大切なのは、保育園選びから夫婦ふたりですること。そして、夫婦ふたりで説明会や保育園見学に参加する事です。そうすることで、お互いに責任を持つ事ができます。(待たなければならなくなります。) 説明会や見学会は夫婦ふたりで参加しても、どちらか一方が決めたことの中から話合いが始まってしまうと、相手は選択肢のなかから選んだだけだという気持ちが生まれてしまいます。また、不都合が生じたときには、「選んだのは君だろ。」「あなたでしょ。」と、責任の押し付け合いにもなり兼ねません。2人の大切な子どものこと。選ぶところから2人で協力することで、夫婦の行き違いは避けていけるのではないでしょうか。

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杏子:共働きってさー。本当、悩むよね。子どもって宝じゃない?世間ではさー、子育てと仕事って天秤にかけた言い方をするけど、天秤にかけるものじゃないと思うのよね。

ゆず子:分かる。子育て世代の働き方って悩むことが多いよ。私なんて最近、小梅ちゃんに手抜きだなって思う。小梅ちゃんが、必死に発信してくれるからまだ、救われるけど、世の中には発信出来ない子どももいるしね。

杏子:ゆずちゃんは、離婚せずにきて、少しずつカタチにしようとしてるじゃない?私は、離婚って道を選んだわけだけど、シングルにしてもパートナーがいるにしても、なんでこうも子育てに悩む女性が多いのかなって思うよね。

ゆず子:そーだね。まーもー私はさー。あの子が自律して私から巣立つ日が来るまでは、子ども優先。それでいこうと思う。「残業致しません。」を出来るだけ貫こうと思う。針の筵だけどね。

杏子:そーなのよね。

ゆず子:でも、私がそうやって貫こうと思うのは、問題はありつつもオトド様という後ろ盾がある甘えって言われたら、そこはそうなんだと思う。なりふり構ってられません。っていう状況だったら、「残業致しません」とは、言えない。それも分かる。しかしかなー。何とかならないものですかな。

杏子:女性だから、男性だからっていうことではないし、こういう悩みを持ってる家庭は本当多いよね。

ゆず子:周囲の目が気になるしね。なんか、自分だけ浮いてしまうんじゃないかとか。ぼーっとしてるように見えても残り続ける人もいるし。

杏子:無言の圧力もあるし、どこかで調整とればいいじゃない?って、一見、聞こえはいいけど、日常の生活とどこかでの調整って同じ扱いが困るのよっていう人も多いよね。

ゆず子:そーそー。どこかで調整がとれたら、日常が回るわけでもないし、特に子育て世代の頭の中には子どもの事って常にあるじゃない?

杏子:あるある。私も遅くなるとヒヤヒヤする。学童間に合うかなとかさー。車すっ飛ばして帰るもんね。

ゆず子:海外ってどうなんだろう?友達はオーストラリアに住んでるけど、なんかのんびりしてる雰囲気で話すのよねー。



働き方は生き方につながっていく

子育て世代は、働き盛り。やりたいこともあるけど、やりたい事に力を注いだら、皺寄せがくるのは子ども。悩みます。働き方はつまりは生き方なんだと思います。何が正解かは分からないけど、価値観も環境も人それぞれ。まずは、自分の優先順位を決めて、自分のなかで折り合い点を見つけていくことが、自分の中の正解を見つける手がかりになるのではないでしょうか。