プチモラハラ旦那 毒のオーラになってます
半分家庭内別居の我が家。
土曜日まで、ご機嫌そうだった旦那。鼻歌歌いながら洗車してたはずーーー。なにも言わないのに私の車まで洗ってくれてた。
買い物から戻ると 「持つよ。」と、言って荷物を持って上がってくれた。
変だ。何か変だ。妙にテンションが高い。
危険な匂いがする。
日曜日。直感は当たった。
朝、見かけた顔は超がつくほどの不機嫌な顔。
うわー。これは、いけない顔になってる。
朝ごはんを食べて、そそくさと下に降りて行ってからお昼ご飯も上がってきてなかった。
夕方、雨が降ってる音の中に雨ではない水の音が外からする。
「まさか!水漏れ?」慌てて外を窓から見た私。
雨が降る薄暗い中、カーポートに止めてある車を無表情で洗ってる旦那の姿が見えた。
こっこれは。見なかったことにしよう。怖すぎる。
窓をそっと閉めて見なかったことにした。
夜も晩御飯の時間になっても上がってきてなかった旦那。
お風呂から上がったら、ご飯は食べた様子。いつもなら、食器が片付いてたら自分で洗ってるはずなのにシンクに洗わずに置かれていた。
月曜の朝も不機嫌そうな顔。
いつもなら、新聞を読みながらゆっくり朝ご飯を食べる旦那。今日は、新聞は読まずにご飯をそそくさと食べて、愛犬と娘が寝ている寝室に入り込んでから降りていった。いつもなら、食洗機に入れる食器は入れずに流しに置いたまま。
帰宅した旦那はまだ不機嫌なんだろう。
下から聞こえる物音がやたら大きい。
娘の小梅ちゃんとお稽古から帰ると2階にあるリビングでご飯を食べていた旦那。
「ただいま。パパ」
何も知らない小梅ちゃんが挨拶をしたけど、「ん。」と、一文字返事。
「ん。って何?ただいまは、おかえりだよ。パパ。」
旦那に似て少々、空気が読めない小梅ちゃんは強い。
旦那は、また「ん。」
「意味わからない。」プンプンの小梅ちゃん。
旦那は、スピードアップして晩ご飯を食べると、立ち上がってリビングのドアを開けようとした。
「パパー!!食器が残ってますよ!」小梅ちゃんを無視して、ドアのノブを回す旦那。
「こらー!聞いてるの!片付けて!」くるりと向きを変えた旦那。
(へーっ。娘の言葉には従えるのか。)
旦那は、冷蔵庫を開けてお茶を飲んでから、別のドアから出て行った。
気がつかずにご飯を食べてた小梅ちゃん。
「ん?パパは?」
「別のドアから出て行ったよ。」
「はーっ???ふざけてるのか。だから、私はパパが嫌いー!」ドンとテーブルを叩いた。
(ん?このセリフ。どこかで聞いた事あるような…私か。)
前なら何でこの人、不機嫌なんだろう?って考えてた。考えて気を遣って、しんどくなって、「しんといのはお前だけじゃない!それだけ自由にしてるのに何??」って、イライラしてた。
でも、気にならない。
まーそんな日もあるわね。って思えてる。
前の旦那なら不機嫌オーラに加えて、モラハラ発言しまくり、八つ当たりしまくりだった。
不機嫌だから距離を置こうとしてるのかな?単に不機嫌だから人との関わりを断ちたい?それは分からない。でも、まー。八つ当たりされてるよりは、はるかにマシ!!
人間だからね。イライラする時もある。いつでも平常心なんて難しい。
旦那の事でグチグチ悩まない。「まーそんな日もあるね。」そんな自分が楽。
「小梅ちゃん。ママが怒らないように言ってくれたんだね。ありがとう。でもね、ママは大丈夫。人の事でグチグチ思ってたら、小梅ちゃんの心が壊れて腐ってしまう。取り返しがつかない。だから、ママの代わりはしなくていいんだよ。」って、小梅ちゃんを抱きしめた。
火曜日、お昼に旦那から連絡LINEがきた
「今日は出張。言い忘れた」
まだ不機嫌なんだろう。
今日の昼間、家の固定電話に旦那から電話がかかってきた
私が出ると焦る旦那。「えっ?!何でいるの?」
「休みだから。」「小梅ちゃんに代わって。」「小梅ちゃんは、塾。」「えっ。あっ。そう。」「どうしたの?」「あっ。いや。あの。金魚に餌をやってと頼もうと思って。」「今日、帰ってきてからあげたら?」「今日も出張。」(金魚よりそっちの方を先に言えないのかね。)「わかった。あげとく。」「あっ。あっ。分量が難しいから計量して。稚魚だから。」「わかった。小梅ちゃんなら分かるの?」「知ってる。」「じゃー、頼んどく。」
すごく久しぶりに続けた会話だったなー。それにしても金魚を養殖してたとは知らなかった。
不機嫌な態度だった旦那は、不機嫌な自分は理解出来る様になったのかも?前なら不機嫌な自分をそっちのけで、「金魚にえやさって。」って当たり前のように私に言ってた。
旦那の不機嫌な理由には興味はないけれど、多分、人事異動だろう。この時期のテンションのアップダウンは毎年のことだからね。
彼は、環境変化が嫌い。
人が入れ替わるのも苦手。
無理にテンションを上げないほうがいいのにって思う。そろそろ自分のルーティンを理解できたら、少しは楽になるのに。でも、そんな自分を彼は受け入れない。弱さを受け入れるって大事なのにな。
妙にテンションが高いと思ったら、急にテンションが下がったり、不機嫌になる人って周りにいませんか??
躁的防衛(そうてきぼうえい)かも??
人は心にも服をまとっています。心を守るためにね。
心に受ける不快なこと(不安や悲しみや怒り等)を心から切り離そうとして、わざと明るく振る舞ったり、元気な自分を装ったりすることで自分を演じることで、沈んだ気持ちに打ち勝とうとする無意識な心の防衛反応。躁的防衛を使っている人は、自分が躁的防衛を使っているっていうことには気がついていないものなんです。=テンションが上がり下がりしている事に気がついてない。という事になります。
この症状は、緊張の多い集団生活や新しい環境などストレスが強くかかりやすい時に見られやすい。
対処の方法
⑴自己理解をする
・客観的に自分の行動を見る癖をつける。
・日常的に記録する癖をつける。
たとえば、
一行日記を書く。
アプリに記録する。
カレンダーに○✖️を記録する。
視覚的に自分の感情を見ると把握がしやすくなります。
私は、今は原始的。
行事を書き込んだカレンダーに○✖️でその日の気分をチェックするようにしています。
アプリの提案のためにアプリをインストールして試してみてるところ。
⑵自分の気持ちと行動に気がついたら受け入れる
「自分は落ちてるなー。」っていう言葉はよく聞くようになりました。でも、落ちてる=心が弱ってる=不安定と捉えてる人は実は少ない。
日本人は、海外に比べるとカウンセリングや心のメンテナンスを受けるって凄くハードルが高い人が多いそう。
上司や先輩、先生から「やる気の問題」と、言われることも多い。だから、弱かなってる部分に目を向けるのが怖い人も多いそうです。
それは危険。やる気の問題で解決出来ることなんて、ほんの一握り。
美容や身体と同じで心にもメンテナンスは必要じゃないかな?
メンテナンスは誰でも必要。って理解すること。これが第一歩!
⑶「どう改善したらいいかな?」を考えてみる。
なるべく思い当たる原因から離れるようにしてみたり、原因と向き合って、折り合いをつけていくことが必要だと言われています。
自分と向き合うって、簡単なようで簡単では無いんですよね。自分のなかにある像からくる思考が邪魔をして、本当のところに辿りつけないことは多い。ハードルを下げて、メンテナンスすることは必要かなって思います。
まずは、自分のことを把握するために視覚的に確認することから、はじめてみませんか?