部活とクラブのちがいって何??

f:id:yuzukoanzu:20210407161812p:image

中1ギャップを乗り切ろう!

そろそろ部活動選びが始まりますね。体験入部が始まっている中学校もあるのではないでしょうか。

 

小学生はクラブ活動。中学生になったら部活動と呼び方が変わりますね。呼び方が変わるだけなの?

噂では色んな怖い話を聞くんだけどな。

f:id:yuzukoanzu:20210406224658p:image

小学校のクラブ活動は、放課後までなのでクラブ活動は教育活動の一環=授業と同じ

クラブ活動を通して,望ましい人間関係を形成し,個性の伸長を図り,集団の一員と して協力してよりよいクラブづくりに参画しようとする自主的,実践的な態度を育てる。 「クラブ活動」は,主として第4学年以上の児童で組織される学年や学級が異なる同好 の児童の集団によって行われる活動である。


中学校の部活は、学校教育の一環であり、生徒のニーズを踏まえたものであること=活動における指導の目標や計画が必要

学校教育活動の一環として、スポーツや文化活動に興味と関心を持つ同好の児童生徒が、教員等の指導の下で自発的・自主的に活動を行うものであり、より高い水準の技能や記録に挑戦する中で、スポーツや文化活動の楽しさや喜びを味わい、学校生活に豊かさをもたらすものである

 

つまりは、クラブ活動にしろ、部活動にしろ目的は、『興味を持った人間が自発的・自主的に活動を行い、楽しさや喜びを味わうこと』

 

「じゃー、気軽に入れる???」

 

中学校の部活の在り方は部活によって様々

「より高い水準の技能や記録に挑戦する中で、スポーツや文化活動の楽しさや喜びを味わい、学校生活に豊かさをもたらすもの」の捉え方は部活動の指導者や求められるニーズによって様々です。

 

平均すると週5日、1日約2~3時間ほどの活動練習がある部活もあれば、週に2日から3日、1日1時間ほどの活動練習の部活もあります。

 

 

部活動の活動時間を把握しよう

部活動紹介では、基本的な部活動の時間を説明される事が多いのですが、この活動時間だけを把握して入部すると「あれ?」と感じることがあります。

 

基本的な部活動の時間=練習の時間

練習以外の時間=ミーティングや練習試合、大会

 

 

部活動体験では、基本的な活動時間以外の活動があるかどうかをチェックしておくほうが安心ですね。

部活体験でチェックしておいた方がいい事

・練習の時間帯

・活動時間にミーティングは含まれるか。

(聞きにくい人は、学校から帰る時間は何時くらいになりますか?)

・練習試合はどの程度あるか。

・朝練はあるか。

 

念のために聞いておいた方がいいかもしれないこと

・塾やお稽古の時間には帰れるか

・練習試合で親のお手伝いは必要か

(力を入れている部活動だと保護者のお手伝いを求められることもあるようです。)  

 

中学校生活に何に比重を置くのかは、人それぞれです。

部活動に力を入れたい子もいれば、勉強に力を入れたい子、学校では取り組めないお稽古(プログラミングやピアノなどのお稽古)に力を入れたい子、等、様々な個性が集まっているのが公立の中学校です。せっかく、入部したのに「聞いていた事と違う!」「塾に行く時間と部活が重なってる。」というような食い違いを起こさないことは、安定した中学校生活を送るために大切なことです。

 

中学生にもなれば、成績気にする家庭も増え、「勉強。勉強。」と言われることもあったり、子ども自身が成績を気にするようになると思います。厳しくない部活動であれば勉強や成績への影響はそれほどありませんが、あまりに練習が忙しい部活だと勉強の時間が取れず、受験で不利になってしまうのではないかと懸念を感じてしまうのも無理はありませんね。しかし、忙しい部活のなかでも3年間の目的と目標を立て、両立させている子もいて、学校はそんな子を基準にして考えているとろもあります。

 

部活動から起きる中1ギャップを乗り越えるためには、部活動を選ぶ前に スケジュールを組み立ててみることが大切!

f:id:yuzukoanzu:20210413230736p:image

 

大切なのは

1.中学校生活の何に比重を置けば、自分の目標や目的に近づけるのかを考えること

2.バランスをちゃんと考えること

 

中学生になれば、小学生のときよりも人の事が気になり始める時期です。人と比べて落ち込む事も増えてきます。「部活を一生懸命に取り組みたい!」と、決めている子は、ハードなスケジュールも頑張りぬくことができますが、「あの部活にちょっと興味があるから」や「友だちが入るから」と安易な考え方で選んでしまうと「求めていた自分」と部活の間で宙ぶらりん状態になってしまいます。

 

長いようで、あっという間に過ぎて行く中学校生活。「あの時こうしてればよかったな。」「この選択をしなければ良かったな。」という後悔を持たない為にも、しっかりと考えてチャレンジしてもらえたらなと思います。