休日くらいは夜更かしOK??
中1ギャップを乗り切ろう!!
もう直ぐ休日ですね。入学式が終わってからは、身体測定や授業の開始、実力テストなどであっという間に過ぎた1週間だったと思います。
入学直後は緊張と不安で心の中で、何本もの糸をぴんと張ったている状態です。心がとても疲れている状態になっています。休日を挟んだ1週間が過ぎた頃には張った糸は、少しずつ緩みはじめます。休日にゆっくりと過ごすことで、緊張から少し解放されるからです。ここで大切なのは、休日の過ごし方です。
緩めると休めるは違う??
緩めた休日の子ども
休日の前日から夜遅くまで起きる→朝、遅くまでねてしまう→朝ごはんがズレる→生活リズムが崩れる→月曜日が憂鬱になる
平日、切り替えが上手く出来ずに「なんだか、だるいな。」と、感じるようになり始め、やる気が無くなることに繋がり易くなります。
休める休日の子ども
起床時間は変わらない※疲れているので30分から1時間なら起きる時間がズレることはあります。→朝ごはんをしっかり食べる→午前中からお昼過ぎまでは、活動的に動いている→夕方近くになるとゆっくりし始める→生活リズムが崩れない→月曜日から通常の生活を送れる
生活リズムが整っているということは、体内時計が整っているということです。脳が正しく働いている証拠です。
体内時計リズムが崩れるということは、いわば時差ぼけを起こしているということ。一度狂った体内時計は、リセットされるまでに役3日ほどかります。長い子だと1週間はかかると言われています。リセットされた頃に休日がやってきて、また狂うを繰り返していくと、脳の働きはどんどん鈍くなり、日中の活動量はどんどん減ってしまいます。手持ち無沙汰な時間を更にスマホやゲームに費やすことになっていきます。
中学校生活は始まったばかり。新しい生活リズムを身体と脳が覚えられるようにするために、休日は気を緩めるのではなく、身体と心をゆっくり休ませることが大事です。
「中学生だから」と、言いながら危険信号を無視しながら過ごした3年間は、高校生でも同じことを繰り返すことも多い。理由は、体内時計が狂いきってしまって、脳が上手く働かない状態になっているから。
自分の心に問いかけることは、将来の自分を見つけていくこと。今の自分を見失わないようにすること。将来の自分につなげていくためにも生活リズムを整えることは、とっても大事な事。