部活は友だちで選ぶ?やりたい部活で選ぶ?
中1ギャップを乗り切ろう!
「入部を決めたのに不安になるのはなんで??」
部活見学が終わると入部届を提出しますね。一緒に見学に行った友だちから「やっぱり、違う部活に入ろうと思う。」と、言われると何だか友だちに裏切られたような気持ちになったり、「やっぱり別の部活にしようかな。」というような迷いが起きることってありますね。
部活を選ぶときに考えたこと
帰る友だちがいるかな?
部活動の雰囲気はいいかな?
先輩は優しいかな?
友だちは一緒に入るかな?
友だちは何人くらい一緒に入るかな?
新しい友だちは出来るかな?
仲間はずれにされないかな?
部活動選びをする上で、部活動の内容と同じくらいに友だち存在や先輩の雰囲気は大きいようです。
スケジュールの確認をして、「この部活に入ろう」と、入部届を書こうとしても、「友だちは、本当に入部するのかな?」約束をして帰ってきてるのに不安になることがあります。これは、まだ、名前を知らない同じ学年の子がいたり、学校のことの半分も「分からない」「知らない」ことだらけで、中学校生活に慣れていない不安が大きい証拠です。
小学校では、友だちと ちょっとした言葉の食い違いから喧嘩になってしまったり、不仲になってしまった事が少なからずあったのではないでしょうか。そんな経験を重ねて親しくなった友だちは、新しい環境の中では、心強い 大きな存在になりますよね。
部活動は、学校生活の一部であっても放課後や休日、朝に活動する「特殊な時間」です。「部活動」としての動きがあることから 友だちの部活動選びが気になるのは、自然に生まれる気持ちです。
とはいえ、中学校生活は始まったばかり。時間と共に人の輪は広がっていきます。人の輪が広がると、苦手な部活を選んでしまったことを後悔する気持ちが生まれることがあります。
「やりたかった部活に入れば良かったな。」「違う部活の方が楽しそう。」という思いが強くなり、積極的に活動することが出来ずに「つまらない」と感じてしまい、気持ちへの負担が大きくなることがあります。逆に「友だちと一緒に入ったから、苦手だと思っていたことが楽しく出来るようになった」と、思うこともあります。部活動は、友だちも大切ですが、内容もやはり大事なところですよね。
夏頃には、中学校の大まかなことを把握し、学校生活に慣れはじめます。本当に自分にとって合っている部活動なのかどうか、というのも分かり始めます。
4月に選ぶ部活動は、自分に合う合わないもはっきり分からないままにスタートします。合わないときには、部活を変える事ができます。
「友だち」か「やりたい事か」と悶々と考えすぎては、チャレンジする気持ちが不安に押し潰され兼ねません。自分の心に従って、気軽にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
せっかく入部をするなら、まっすぐな心で気持ちよく 部活動に挑戦できたらいいですね。
追記
4月13日のブログで書いた部活動についての記事に関係する2018年の「好きな競技、自分のペースで「ゆる部活」で体力向上」という記事を見つけたので、ご興味がある方は⇓をどうぞ。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASLCT5QZ3LCTUBQU004.html