忙しい日々は深い思考をストップさせる?
「小梅ちゃんよ。小梅ちゃんは最近は本を読んでるのかい?」
「いや。忙しいから。」
「予定を詰めすぎたら、大事なことを考える時間がなくなるんじゃないかね?振り返って後ろを見ることも大事なことだと大ばぁちゃんは思うがね。まー時代が違うと言えばそれはそうなんだがね。お母さんに大ばぁちゃんが、そう言ってたと伝えておいて。」
(聞こえてますが。)
今年91歳になる私の祖母が投げかけた言葉。
たまに投げかける言葉がぐっと胸に刺さります。
こんばんは。ゆず子です。口を開けば忙しい。忙しいを繰り返してしまっています。
祖母の話を聞いてた母
「最近の人は、本当に忙しそうよね。お母さんの時とは比べ物にならないわ。じっくり物を考えたり比べる暇がないから、浅い情報を拾うしか無い人も多くなってしまってるよね。」
数十年前から比べると家電製品は良くなって、ネット環境は整って本当、便利になってるのに「なぜだろう?」忙しいのは。
時間のやり繰りが下手?
要領が悪い??
小梅ちゃんも何だろう?忙しい。
ずっと何かに追われてる。
小梅ちゃんもゆっくりと本を読んだり、何かを考えてるような時間が無い。
私は、本を読む時間は、ぐっと減って職場のお昼休みと寝る前の数分間。小梅ちゃんのお稽古のお迎えの時くらい。この慌ただしいのは何が理由なんだろう?
昔、かき集めた情報は膨大にあるのに新しい情報が更新されにくい。知らないことも増えてきてる。
これは非常にまずいのではないですか?
小梅ちゃんは、もっとまずい。
このまま大人になったら、じっくり物を考えることが出来ない人になってしまう。
そんな自分に気が付かない人になってしまう。
1人で思いや考えを巡らせる時間。
本から擬似的な体験をして知識を得たり、考えを深める時間。
これって大事な時間だよね。
最近、小梅ちゃんは自分の優先事項が逆になってる。優先度が低いことから取り掛かってる。
小梅ちゃんが自分で考える前に口出ししてる私が原因だよね。
失敗しないと分からないことってあるんだけど、
ついつい忙しくて、失敗してギャーギャー騒がれるのが嫌で、出来るだけ失敗せずにいてほしい。そんな浅はかな考えの私が原因よね。
自分で最初から最後まで責任をもってやらないから、何も考えない子になりつつある。
と、言うことで時間の確保をするために 生活のスケジュールを見直そうと思います。
ついつい塾からの提示に従ってしまってるけど、振り回されず、本当に小梅ちゃんにとって必要なことだけを残して、小梅ちゃんが、家でゆっくり考えるなかで、必要だと言った時に足したらいいかな。
長いようであっという間に過ぎる娘の中学校生活。気持ちにゆとりがない私だから、ついつい焦る気持ちが生まれてしまう。ダメだなー。