親目線は古い!なんで押し付けてくるの?

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中学生の本音

中学生になってから、急に周囲の目や持ち物が気になる!「それ可愛ね」なんて言葉に反応してしてしまう。でも、親はわかってくれない。「あんなのほしい」と、伝えたら「そんなのいる?」と、言われてしまう。学校の持ち物は、何でも親がストックしてしまっている。勝手に買ってきてるし。

 

小学生のときには、親が買ってきてくれた物を使えても「もうそろそろ自分の持ち物くらい自分で選んでいきたい」んだけどな。そんな気持ちを上手く伝えられずに「それ、いやなんだけど。」とか「親目線は古い」なんて抵抗したら「じゃぁ、自分で買えば?」「せっかく買ってきたんだから、これでいいじゃないの。」「そんなの派手じゃない?」「そんなの使いにくくない?こっちの方がいいわよ。」なんて、返事が返ってくる。

 

うざいんですけどー。な本音。

親の本音

親は、無意識に学校目線で物事を判断していることが多い。

からすると子供が学校で注意されることを避けたい。友だちのなかで目立たず、陰口を言われるような事は避けたい→自分の学生時代の経験から、教えてるのよ!

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親はの目線学校の目線に合わせようというのがベースにある!「そんなのーー」と、親から言われたら自分を否定さた気分になって、「うざい」「鬱陶しい」「うるさい」の言葉で片付けようとするけれど、一呼吸おいてみるのは大事。一呼吸おいて「自分で考える」ことが大事。

イラっとする自分の気持ちは、「否定された気持ち」になっているからと、気がつく事が大事。

それでも、「親の言うことに納得できないな」と、思うときは、親と自分との世代ギャップが起きていると考えよう!

 

世代ギャップは、親のときはこうだった。は、今は柔軟になっていたり、逆に縛りが強くなっていたりがあるっていうこと。

「うざい」「言ってもわからない」で、済ませずに「どう伝えたら上手く伝わるかな?」を考える癖をつける!

 

親と喧嘩にならずに好みの物を手に入れる方法

1.余裕を持って伝える

・出来れば、2週間くらい前に伝える

・親の休日を挟んで伝えるのがベスト

理由☆

 ❶共働き家庭、シングル家庭が増えているか

     ら、突然、言われたら親も困ってしまう。

 ❷ネットショッピングが増えている。届くまで

     の時間差を考えてから伝えておこう!

 ❸「そんなの」と、親から言われた時に自分で

  考える時間も必要

 

2.お願いスタンスで伝える

 「タオルがいるから買ってきて。」より「部活

でスポーツタオルを使うみたい。こんなの、買ってほしいんだけど、どいい?」

 

「先生がこう言ってたよ。」「先輩がこんなのって言ってたよ。」「先輩がこんなのを使ってる」は、親の心を動かす魔法の言葉。上手く使いながら、交渉する術を探してみよう!

   

3.確認をする

・伝えてから3日目くらいには、1度確認して

 みよう。

理由☆

 言われたときは、そうかと思っていても親は、

 結構、忙しいもの。頭から漏れ出ることはあ

 る!と思っておこう。

 

4.決まっているなら画像を見せる

・画像で見せると勘違いが起きにくい

理由☆

 親は物の概要しか見てないと思っておこう!→

   シャープペンがいると言われたら、シャープペ

 ンとしか思っていない。

 スポーツタオルと言われたら、スポーツブラン

 ドとしか思っていない。

 

5.いつまでにを伝えておこう

 「必要」の大人の感覚

  ❶早急       次の日

  ❷急ぎ  2から3日

  ❸なる早 1週間以内

  ❹急いで無い 2週間

  ❺そのうち  忘れられる

 感覚は人それぞれ。親と自分の感覚にも違いが

   ある!

 「早め」と言わずにいつまでにを具体的(明日や

   来週の月曜日までに必要)に伝える方が無難。

 

身近な大人と交渉するのは、面倒だなことじゃなくて、自分の考えや思いを伝える練習の機会だと前向きに考えられたら、自分で考えて行動出来る大人になれるんじゃないかな?

 

は、最近、よく衝突するのは「思春期に入ってるからね。ややこしい時期だわ。」で、終わらせないことが大事なことです!

思春期は、大人になるための通過点。誰でも経験することなんですが、「しんどい」思いをした記憶は残ってませんか??特にこれからの子どもは、親世代とは違い、情報化社会を生きています。たくさんの情報、たくさんの発信の術を知りながら生きています。どれだけ親が情報機器を制限をしても子どもの「知りたい」「やってみたい」を止めることは難しいですよね。また、使えないことは、生きる幅を変えてしまいます。たくさんの情報のなかで生きるということは、子どもは、親世代よりも複雑生きにくさを感じています。思春期でしんどい思いをする子どもをサポートする上では、親が自分の目線や物差しだけで判断して押し付けないこと。自分の思春期を思い返しながら、子どもの今のしんどさを理解することは大切なことです。自分経験や判断基準で否定ばかりしてしまっていたら、子どもの心はじてしまいます。相談したいことがあっても親に相談できない関係になってしまいます。

 

親が子どもの時代の情報を更新していくことは、子どもが思春期をうまく乗り越えるためにはとっても大切なことで、子どもを守ることに繋がっていきます。「子どもにどうすれば伝わるかな?」を考えながら試してみるのはいかがでしょうか。