心理戦 本を読めば人に勝てる??
最近はコンビニでも流行りの単行本が並んでいますね。便利。そして、本屋さんに行くよりもよく分かる話題になっていること。
ダイエット。筋トレ。整理整頓術。ふと目につく一緒に並べられてる心理的要素のある本。
ストレス社会と言われてるからね。不安もたくさんの生活。確かに読んでみたくなるよね。
心理戦の本を読んだら、勝てるようになるのかな??
こんばんは。ゆず子です。
最近、よく耳にする「心理戦」という言葉。
心理戦って何?
Wikipediaによると
心理戦(しんりせん、英: Psychological Operations, PSYOP, Psychological warfare, PSYWAR)は、対象目標となる国家、組織、個人などの意見、態度、感情、印象、行動に影響を及ぼすことを目的として、身の周りや情報に計画的な活用・応用・操作・宣伝・防止・観察・分析などの行為を施す、視野を広くすることにより、政治的目的あるいは軍事的な目標の達成に寄与することを狙った闘争の形態をいう[1]。場合によっては神経戦、宣伝戦、思想戦、情報戦、プロパガンダなどとも言う。
んー。なんとも分かるような分からないような。
Google辞書によると
計画的に情報を操作して、相手の判断・行動を自分に有利になるように誘導すること。
ほーほー。しかし、情報を操作してっていうことは、相手を騙すってこと??
安心して下さい。日常生活における心理戦は、情報を操作することではございませーん。
日常生活生活における心理戦は、相手の行動を読み解いて、自分に有利になる行動をとること=駆け引きっていうことです。
「駆け引きしながら、人と付き合うなんて嫌だわ。だから、心理戦は好きじゃない」っていう人も多いと思います。人とのお付き合いのなかで、常に心理戦を意識している人はいないはず。
でも、よくよく考えると分かる自分の行動と気持ち。
私、最近、本屋さんではなくてネットショッピングで本を買ってます。そこにネットに載ってる本を購入した人のコメント。コメントしている人は、読んで参考になったことを書いて「良かったですよ。」と、お勧めしていたり、「いまいち参考にならなかったな。」あまりお勧めはしないっていうことを純粋に書いているんですが、購入しようと思っている人は、「この本読みたいな」とか、「この本、興味あってけどやめようとか。」と、判断の材料にしていますよね。本だけではなくて、ネットショッピング出来る物全てにおいて、判断の材料となる物は必要とされています。これも心理操作、心理作戦と言われるものの一つ。
杏さんは、メルカリで自分には不要になった物を売ってる。疲れていても24時間以内に発送。包装にも気を遣ってる。メルカリの「評価」を意識してるから。
自分の行動を他者から評価される=評価を気にする=相手に良いと思われる行動をとろうとする=相手は満足する=良い評価に繋がる=安心、満足を得る
これも心理戦の一つ。
日常生活で無意識に心理戦は繰り広げられているんですよね。
相談者から心理戦の本を読めば、相手に勝てますか??と、聞れることもあります。
私は、こう伝えてる。
一般的にいわれる「勝つ」という意味では違うかな。本を読んでいくと他人の行動についてあれこれと思いを向けるよりも不思議と自己分析がはじまって、自己理解に繋がっていく。
なぜ、その人の一言が気になるのか。
自分の行動の意味や感情のサイクル。
心理戦を意識するのなら、まずは自己分析と自己理解。本は何度も読んでいくうちに、ひっかかるポイントも見えてくる。
自分を知るっていうことは、相手に勝つためじゃなく、その人の弱さやしんどさにも気がついてくる。相手のしんどさに気がつけば、視点を変えて付き合うことが出来る。視野が広がって、意味もわからずにモヤモヤしていた気持ちは薄らいでいく。世の中には、人の弱さやしんどさを狙ってくる人もいるけど、自分を知っていれば、そんな人と戦う術を持つことができる。それが、心理戦なんじゃないかな?
誰かをコントロールするためではなくて、自分をコントロールすること。これが心理戦に勝つ術として大切なことじゃないかな?
それにね。人に勝つためだけに心理戦を実行してる人や人をコントロールしようとしてる人って、コントロールしようとしてる対象者に尻尾を出す瞬間があるんですよ。尻尾を掴まれた時の行動って面白いのよ。やたらに言葉数が増えて、やたらに持ち上げようとするからってね。