思いやりの積み重ね

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春って、こんなに雨が降るものですか??

最近、週末になるとよく雨が降るなー。昨日もパラパラと降ったり、止んだりの繰り返し。困ります。

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こんばんは。ゆず子です。

我が家は家庭内別居中。ギスギスしたり、そうじゃなかったりを繰り返しています。

 

休日の雨って嫌です。昨日は、午後から小梅ちゃんの塾があったので、送ったまま、愛犬の小夏ちゃんとわたさんのシャンプーを買いに行きました。空を見ると怪しい雲行き。散歩が終わるまでは降らないで!!

 

2匹がお気に入りの海まで散歩に行って、思いっきり遊んでいたら雨が降り始めました。

まぁ、遊べたから帰ろうか。と、車に乗せて帰っていると思い出したのは、干した洗濯物。

「きっと濡れてるだろうなー。」と、思いながら帰宅して、ふとベランダを見ると洗濯物が無いの。

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「パパー。もしかして、洗濯物入れてくれたの?」

「入れたよ。散歩行ったの??」

「洗濯物、ありがとう。散歩、行ったよ。」

「わざたん達、濡れてるんじゃない?」

「濡れてるね。」

「お風呂に入れるよ。」

ん????今、何と?????

お風呂に入れるよ??

そんな言葉、はじめて聞いた。雨が降って、洗濯物を入れてくれたのもはじめて。

もービックリ!ビックリ!!ビックリ!!!

 

私の気持ちがとっても穏やかになりました。

2匹を乾かしてから、数年ぶりに娘の小梅にゃん抜きで2人で少し遠くのスーパーに出かけました。小夏ちゃんとわたさんが 好きな内蔵系の珍しい食材を相談して買いました。

こんなのは、本当に数年ぶり。自分でもビックリです。買った内蔵系の晩御飯に2匹は大喜び。

旦那と小梅ちゃんには、ステーキを焼きました。

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夜、私が頭を抱えながら、小梅ちゃんの塾のオンライン授業の準備をしていると、「どーしたの?」「いや、これ。この画面の通りにならないのよ。」私、入力は得意だけど、ダウンロードは苦手です。「どれ?」と、案内用紙を見てから「こうじゃないの?」と、ダウンロードまでしてくれて、小梅ちゃんは感動。私も感動

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かなり好感度アップです。旦那。

なんかいい。皆んなが優しい気持ちになれる時間。このまま、出来るだけ長く続けばいいな。

 

こんな日が時々訪れるなんて、ほんと数ヶ月前までは考えても無かった。

 

もう直ぐ、ゴールデンウィーク。このままの雰囲気の家族でコロナに気をつけながら家族で楽しい思い出が出来たらいいな。

 

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忙しい日々は深い思考をストップさせる?

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「小梅ちゃんよ。小梅ちゃんは最近は本を読んでるのかい?」

「いや。忙しいから。」

予定を詰めすぎたら、大事なことを考える時間がなくなるんじゃないかね?振り返って後ろを見ることも大事なことだと大ばぁちゃんは思うがね。まー時代が違うと言えばそれはそうなんだがね。お母さんに大ばぁちゃんが、そう言ってたと伝えておいて。」

(聞こえてますが。)

今年91歳になる私の祖母が投げかけた言葉。

たまに投げかける言葉がぐっと胸に刺さります。

 

こんばんは。ゆず子です。口を開けば忙しい。忙しいを繰り返してしまっています。

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祖母の話を聞いてた母

「最近の人は、本当に忙しそうよね。お母さんの時とは比べ物にならないわ。じっくり物を考えたり比べる暇がないから、浅い情報を拾うしか無い人も多くなってしまってるよね。」

 

数十年前から比べると家電製品は良くなって、ネット環境は整って本当、便利になってるのに「なぜだろう?」忙しいのは。

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時間のやり繰りが下手?

要領が悪い??

 

小梅ちゃんも何だろう?忙しい。

ずっと何かに追われてる。

 

小梅ちゃんもゆっくりと本を読んだり、何かを考えてるような時間が無い。

 

私は、本を読む時間は、ぐっと減って職場のお昼休みと寝る前の数分間。小梅ちゃんのお稽古のお迎えの時くらい。この慌ただしいのは何が理由なんだろう?

 

昔、かき集めた情報は膨大にあるのに新しい情報が更新されにくい。知らないことも増えてきてる。

 

これは非常にまずいのではないですか?

 

小梅ちゃんは、もっとまずい。

このまま大人になったら、じっくり物を考えることが出来ない人になってしまう。

そんな自分に気が付かない人になってしまう。

1人で思いや考えを巡らせる時間。

本から擬似的な体験をして知識を得たり、考えを深める時間。

これって大事な時間だよね。

 

最近、小梅ちゃんは自分の優先事項が逆になってる。優先度が低いことから取り掛かってる。

小梅ちゃんが自分で考える前に口出ししてる私が原因だよね。

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失敗しないと分からないことってあるんだけど、

ついつい忙しくて、失敗してギャーギャー騒がれるのが嫌で、出来るだけ失敗せずにいてほしい。そんな浅はかな考えの私が原因よね。

自分で最初から最後まで責任をもってやらないから、何も考えない子になりつつある。

 

と、言うことで時間の確保をするために 生活のスケジュールを見直そうと思います。

ついつい塾からの提示に従ってしまってるけど、振り回されず、本当に小梅ちゃんにとって必要なことだけを残して、小梅ちゃんが、家でゆっくり考えるなかで、必要だと言った時に足したらいいかな。

長いようであっという間に過ぎる娘の中学校生活。気持ちにゆとりがない私だから、ついつい焦る気持ちが生まれてしまう。ダメだなー。

 

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おともトイレは当たり前??

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中1ギャップをのりきろう!

小・中学生になると始まる「お友だちと一緒にトイレ=お供といれ」小学生のときは、「トイレに一緒に行くのが何だか変だね。」なんて、言いながら面白かった「おともトイレ」中学生でもずっと続けるものなのかな??

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どうして、トイレに一緒に行くんだろう???行かないといけないものなの?

 

昔は女の子特有の「おともトイレ」でしたが、最近は男女問わずに一緒にトイレに行く子どもが増えているみたいですね。

 

社会でやっていくためには、人との関わりを抜きでは生活を成り立たせることは難しいですよね。

学校生活は、社会生活の一部であり、学生時代は、社会に出るための準備期間です。

 

入学したての頃は、小学生のときからの友だちに固執してしまう子どもは多いですが、中学校生活に慣れ始めると部活動やクラスメイトとの交流によって輪が自然と広がり始め、小学生のときよりも自分に価値観や考えがより近い友だちと固まるようになり始めます。

友だちと同じ行動をすることで、自分にとって必要なのか、自分と価値観や考え方が合うのかを模索する時期が中学生時代です。

 

トイレに連れ立っていくというのも模索の一つです。

・自分は行かなくないけど、友だちがトイレに行

 くからついて行く

・友だちに誘われるからトイレについて行く

・グループの暗黙の了解の連れトイレ

 

小学生のときには、特に何も感じなかった「ともトイレ」に負担を感じるようになる子もいれば、何も思わずに継続する子もいます。これは、パーソナルスペースの差が関係しています。小・中学生のパーソナルスペースは、家庭の考え方(親の考え方)によって影響を受けます。

 

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パーソナルスペースとは、人の心理的なテリトリーのことです。 人の心には、ある程度の距離であれば普通に接することができても、それ以上踏み込まれると不快な気持ちになったり嫌悪感を抱いたりするテリトリーがあります。 テリトリーの広さには個人差がありますし、相手との関係によって広くなったり狭くなったりします。

 

家庭のなかで「あの子と一緒にいたら安心」「あの子と一緒に部活をしたら?」「分からないことは、○○さんに聞いたら?」「あの子は同じ部活なの?」と、いった依存を誘発させる会話が聞けば、子どものパーソナルスペースは、自分の意思よりも親の意思に近くなり、特定の友だちへの依存やグループへの依存が高くなりやくすなります。

 

幼少期のころであれば、親同士の繋がりでコントロールやすい子どもの友だち関係ですが、中学生になると子どもは、今まで以上に友だちに興味を持ち、同じような行動をし始めたり、同じような考えや好みが合う子を求め始めます。「一緒にトイレに行く」というのは、いわばパーソナルスペースが狭い関係です。常に同じ友だちと同じ行動を取りたい子ども同士が集まれば、成立する関係ですが、違和感を感じる子がいれば成立する事が難しかなり始め、仲間はずれ、結託等のトラブルに発展するケースあります。

 

かと言って、中学生だからと目を離しすぎると、子どもは親子関係において、寂しさを感じている場合も多く、子どもは家の中や学校の先生の前、親と仲の良い大人の前では明るく、良い子を演じていることもあります。子どもが「良い子」を演じるのは、親の目を引きたいためですから、親には分かりにくく、子どもが「寂しさ」感じていることが分かりにくいところもあります。そういった寂しさを感じている子は、友だちとの関係を強く求め、パーソナルスペースが狭い場合が見られます。

 

おもしろ、おかしく一緒にトイレに行っていた小学生のときとは異なり、中学生からは、相手のパーソナルスペースと自分のパーソナルスペースを意識して少しずつ距離を近づけることも必要ですね。

 

親は、過干渉になりすぎて、子どもの友だち関係や人間関係にまで口を挟みすぎず、また、同様に目を離しすぎて、子どもが何をしているのか分からないといった事にはならないよう、適度な距離感を保ちながら、思春期の子どもと関わりを持つことが大切なことですね。

 

 

 

 

 

部活は友だちで選ぶ?やりたい部活で選ぶ?

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中1ギャップを乗り切ろう!

「入部を決めたのに不安になるのはなんで??」

部活見学が終わると入部届を提出しますね。一緒に見学に行った友だちから「やっぱり、違う部活に入ろうと思う。」と、言われると何だか友だちに裏切られたような気持ちになったり、「やっぱり別の部活にしようかな。」というような迷いが起きることってありますね。

 

部活を選ぶときに考えたこと

帰る友だちがいるかな?

部活動の雰囲気はいいかな?

先輩は優しいかな?

友だちは一緒に入るかな?

友だちは何人くらい一緒に入るかな?

新しい友だちは出来るかな?

仲間はずれにされないかな?

 

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部活動選びをする上で、部活動の内容と同じくらいに友だち存在や先輩の雰囲気は大きいようです。

 

スケジュールの確認をして、「この部活に入ろう」と、入部届を書こうとしても、「友だちは、本当に入部するのかな?」約束をして帰ってきてるのに不安になることがあります。これは、まだ、名前を知らない同じ学年の子がいたり、学校のことの半分も「分からない」「知らない」ことだらけで、中学校生活に慣れていない不安が大きい証拠です。

小学校では、友だちと ちょっとした言葉の食い違いから喧嘩になってしまったり、不仲になってしまった事が少なからずあったのではないでしょうか。そんな経験を重ねて親しくなった友だちは、新しい環境の中では、心強い 大きな存在になりますよね。

部活動は、学校生活の一部であっても放課後や休日、朝に活動する「特殊な時間」です。「部活動」としての動きがあることから 友だちの部活動選びが気になるのは、自然に生まれる気持ちです。

 

とはいえ、中学校生活は始まったばかり。時間と共に人の輪は広がっていきます。人の輪が広がると、苦手な部活を選んでしまったことを後悔する気持ちが生まれることがあります。

「やりたかった部活に入れば良かったな。」「違う部活の方が楽しそう。」という思いが強くなり、積極的に活動することが出来ずに「つまらない」と感じてしまい、気持ちへの負担が大きくなることがあります。逆に「友だちと一緒に入ったから、苦手だと思っていたことが楽しく出来るようになった」と、思うこともあります。部活動は、友だちも大切ですが、内容もやはり大事なところですよね。

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夏頃には、中学校の大まかなことを把握し、学校生活に慣れはじめます。本当に自分にとって合っている部活動なのかどうか、というのも分かり始めます。

4月に選ぶ部活動は、自分に合う合わないもはっきり分からないままにスタートします。合わないときには、部活を変える事ができます

「友だち」か「やりたい事か」と悶々と考えすぎては、チャレンジする気持ちが不安に押し潰され兼ねません。自分の心に従って、気軽にチャレンジしてみてはどうでしょうか。

 

 せっかく入部をするなら、まっすぐな心で気持ちよく 部活動に挑戦できたらいいですね。

 

追記

4月13日のブログで書いた部活動についての記事に関係する2018年の「好きな競技、自分のペースで「ゆる部活」で体力向上」という記事を見つけたので、ご興味がある方は⇓をどうぞ。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASLCT5QZ3LCTUBQU004.html

 

 

休日くらいは夜更かしOK??

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中1ギャップを乗り切ろう!!

もう直ぐ休日ですね。入学式が終わってからは、身体測定や授業の開始、実力テストなどであっという間に過ぎた1週間だったと思います。

 

入学直後は緊張と不安で心の中で、何本もの糸をぴんと張ったている状態です。心がとても疲れている状態になっています。休日を挟んだ1週間が過ぎた頃には張った糸は、少しずつ緩みはじめます。休日にゆっくりと過ごすことで、緊張から少し解放されるからです。ここで大切なのは、休日の過ごし方です。

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緩めると休めるは違う??

緩めた休日の子ども

休日の前日から夜遅くまで起きる→朝、遅くまでねてしまう→朝ごはんがズレる→生活リズムが崩れる→月曜日が憂鬱になる

平日、切り替えが上手く出来ずに「なんだか、だるいな。」と、感じるようになり始め、やる気が無くなることに繋がり易くなります。

 

休める休日の子ども

起床時間は変わらない※疲れているので30分から1時間なら起きる時間がズレることはあります。→朝ごはんをしっかり食べる→午前中からお昼過ぎまでは、活動的に動いている→夕方近くになるとゆっくりし始める→生活リズムが崩れない→月曜日から通常の生活を送れる

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生活リズムが整っているということは、体内時計が整っているということです。脳が正しく働いている証拠です。

 

体内時計リズムが崩れるということは、いわば時差ぼけを起こしているということ。一度狂った体内時計は、リセットされるまでに役3日ほどかります。長い子だと1週間はかかると言われています。リセットされた頃に休日がやってきて、また狂うを繰り返していくと、脳の働きはどんどん鈍くなり、日中の活動量はどんどん減ってしまいます。手持ち無沙汰な時間を更にスマホやゲームに費やすことになっていきます。

 

中学校生活は始まったばかり。新しい生活リズムを身体と脳が覚えられるようにするために、休日は気を緩めるのではなく、身体と心をゆっくり休ませることが大事です。

 

「中学生だから」と、言いながら危険信号を無視しながら過ごした3年間は、高校生でも同じことを繰り返すことも多い。理由は、体内時計が狂いきってしまって、脳が上手く働かない状態になっているから。

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自分の心に問いかけることは、将来の自分を見つけていくこと。今の自分を見失わないようにすること。将来の自分につなげていくためにも生活リズムを整えることは、とっても大事な事。

 

 

 

先生はひいきするの??

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中1ギャップを乗り切ろう!!

中学生になる前から、中学校の色んな怖い噂を耳にすることが増えはじめますね。

よく聞くのは、「あの先生は、ひいきするよ。」

「あの先生は、お気に入りなれたら何点をとっても5をつけてくれるよ。」

 

本当にそんなことってあるんでしょうか?

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安心して下さいね。

答えは、ありません。

点数を何点とっても5がつくというのは、システム的にはあり得ないことです。成績は成績処理ソフトで管理されています。成績処理ソフトには、テストの点数、平常点を入力します。教科や学校によってその配分は違いますが、各学期の成績評価は、定期考査成績と授業態度、提出物の状況等による平常成績を総合して100点満点で行います。先生の好き嫌いで、この点数を変えることは出来ない仕組みになっています。平常点は、ノートや提出物、授業態度によってつけられています。これも点数の割合が各教科や学校で決められているので、先生の好き嫌いが反映されるかな?と、考えるとそれも難しい部分があります。

 

もし、気になるのなら配点を公開してもらうことも出来ます。先生たちは、つけた平常点はデータとして保管しています。詳細の部分は教務手帳に記して、保管するように言われています。(学校保管と個人保管のどちらか。)

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「どんな点数でも5をつけてくれるよ。」と、言っている子は、成績の事を気にしています。「お気に入りになったら」と、いう子も成績のことを気にしています。中学生になれば、人の目が気になります。小学生のときには「頑張る」を全面に出せていたことが、『「良い子ぶってる」と、思われたくない。』という気持ちも生まれます。だから、「良い成績をとる」という目的のためにノートや提出物をきちんと出したり、他の子よりもいい点数を取れるように陰ながら努力をしていることを「お気に入りになったら」という言葉に置き換えるようになっていたりします。

 

鵜呑みにして、先生にお世辞を言えば点数を上げてもらえる。先生と仲良くしていたら点数をもらえると、、学習や努力を怠ってしまうと本末転倒になってしまいます。

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先生と仲良くしている子が、成績が良いのは、仲良くしているからではなくて、勉強の仕方やノートの取り方を先生とコミュニケーションを取りながら調査したりしているから。先生も一人一人が違う人間の集まり。先生によって「ここを伸ばしていきたい。」という想いがそれぞれにあります。仲良くしている子は、先生のパターンを探っている事も多い。

 

だからといって、無理に必要以上に仲良くする必要はありません。授業をしっかり聞いていれば、自ずと分かる先生のパターン。先生たちは無意識の中で、自分たちの「伸ばしたい力」を繰り返し伝えているものです。

 

「テストの点数は同じ点なのに成績表が友だちは5で、私は4だった!ノートも提出物もちゃんと出していたのに何で?」なんていうことは起こります。これは、授業に参加しようとしている意欲などが反映されているからです。「意欲」って、なかなか判断は難しいですよね。ある先生がこっそり教えてくれたことは、「発表は苦手だけど、一生懸命に聞いている子もいれば、発表をたくさんしているけど、あまり話を聞いてないな。という子もいます。意欲は見れば分かるんです。何を見たら分かるのか?それは、テストの記述の仕方記述の仕方を見れば、答えを丸暗記してる子なのか、授業中の話を聞いている子なのか、というのは分かります。定期考査、小テストを繰り返し見て、提出物を見ていれば、一生懸命に取り組んでいる子なのかもわかります。」ということのようですよ。

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大切なのは、噂に惑わされるのではなく、自分のやるべき事にしっかりと取り組むことです。

 

納得が出来ないときには、「成績のつけ方を開示してもらうこと」です。

 

中学生になれば、教科によって先生が変わりますよね。親しみやすい先生もいれば、とっつきにく先生もいるものです。噂だけで判断して、先生に不信感を持ってしまっては、授業もつまらないですよね。噂に惑わされずに 先生を一人の人間として、じっくり観察してみてもらえたらなって思います。

 「苦手だなと思っていた先生」が、「ちょっと変わっていて。ちょっと面白い先生」に見えてくるかも???

部活とクラブのちがいって何??

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中1ギャップを乗り切ろう!

そろそろ部活動選びが始まりますね。体験入部が始まっている中学校もあるのではないでしょうか。

 

小学生はクラブ活動。中学生になったら部活動と呼び方が変わりますね。呼び方が変わるだけなの?

噂では色んな怖い話を聞くんだけどな。

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小学校のクラブ活動は、放課後までなのでクラブ活動は教育活動の一環=授業と同じ

クラブ活動を通して,望ましい人間関係を形成し,個性の伸長を図り,集団の一員と して協力してよりよいクラブづくりに参画しようとする自主的,実践的な態度を育てる。 「クラブ活動」は,主として第4学年以上の児童で組織される学年や学級が異なる同好 の児童の集団によって行われる活動である。


中学校の部活は、学校教育の一環であり、生徒のニーズを踏まえたものであること=活動における指導の目標や計画が必要

学校教育活動の一環として、スポーツや文化活動に興味と関心を持つ同好の児童生徒が、教員等の指導の下で自発的・自主的に活動を行うものであり、より高い水準の技能や記録に挑戦する中で、スポーツや文化活動の楽しさや喜びを味わい、学校生活に豊かさをもたらすものである

 

つまりは、クラブ活動にしろ、部活動にしろ目的は、『興味を持った人間が自発的・自主的に活動を行い、楽しさや喜びを味わうこと』

 

「じゃー、気軽に入れる???」

 

中学校の部活の在り方は部活によって様々

「より高い水準の技能や記録に挑戦する中で、スポーツや文化活動の楽しさや喜びを味わい、学校生活に豊かさをもたらすもの」の捉え方は部活動の指導者や求められるニーズによって様々です。

 

平均すると週5日、1日約2~3時間ほどの活動練習がある部活もあれば、週に2日から3日、1日1時間ほどの活動練習の部活もあります。

 

 

部活動の活動時間を把握しよう

部活動紹介では、基本的な部活動の時間を説明される事が多いのですが、この活動時間だけを把握して入部すると「あれ?」と感じることがあります。

 

基本的な部活動の時間=練習の時間

練習以外の時間=ミーティングや練習試合、大会

 

 

部活動体験では、基本的な活動時間以外の活動があるかどうかをチェックしておくほうが安心ですね。

部活体験でチェックしておいた方がいい事

・練習の時間帯

・活動時間にミーティングは含まれるか。

(聞きにくい人は、学校から帰る時間は何時くらいになりますか?)

・練習試合はどの程度あるか。

・朝練はあるか。

 

念のために聞いておいた方がいいかもしれないこと

・塾やお稽古の時間には帰れるか

・練習試合で親のお手伝いは必要か

(力を入れている部活動だと保護者のお手伝いを求められることもあるようです。)  

 

中学校生活に何に比重を置くのかは、人それぞれです。

部活動に力を入れたい子もいれば、勉強に力を入れたい子、学校では取り組めないお稽古(プログラミングやピアノなどのお稽古)に力を入れたい子、等、様々な個性が集まっているのが公立の中学校です。せっかく、入部したのに「聞いていた事と違う!」「塾に行く時間と部活が重なってる。」というような食い違いを起こさないことは、安定した中学校生活を送るために大切なことです。

 

中学生にもなれば、成績気にする家庭も増え、「勉強。勉強。」と言われることもあったり、子ども自身が成績を気にするようになると思います。厳しくない部活動であれば勉強や成績への影響はそれほどありませんが、あまりに練習が忙しい部活だと勉強の時間が取れず、受験で不利になってしまうのではないかと懸念を感じてしまうのも無理はありませんね。しかし、忙しい部活のなかでも3年間の目的と目標を立て、両立させている子もいて、学校はそんな子を基準にして考えているとろもあります。

 

部活動から起きる中1ギャップを乗り越えるためには、部活動を選ぶ前に スケジュールを組み立ててみることが大切!

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大切なのは

1.中学校生活の何に比重を置けば、自分の目標や目的に近づけるのかを考えること

2.バランスをちゃんと考えること

 

中学生になれば、小学生のときよりも人の事が気になり始める時期です。人と比べて落ち込む事も増えてきます。「部活を一生懸命に取り組みたい!」と、決めている子は、ハードなスケジュールも頑張りぬくことができますが、「あの部活にちょっと興味があるから」や「友だちが入るから」と安易な考え方で選んでしまうと「求めていた自分」と部活の間で宙ぶらりん状態になってしまいます。

 

長いようで、あっという間に過ぎて行く中学校生活。「あの時こうしてればよかったな。」「この選択をしなければ良かったな。」という後悔を持たない為にも、しっかりと考えてチャレンジしてもらえたらなと思います。